１２年春 大東京vsタイガース ４回戦

5月26日（水）西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0　大東京　　　８勝１７敗１分　0.320　近藤久
0 0 0 0 0 0 2 0 X 2　タイガース　１９勝６敗１分　0.760　藤村富美男-景浦将


勝利投手　景浦将　５勝２敗
敗戦投手　近藤久　５勝９敗


二塁打　（タ）景浦、広田


近藤久、力投虚し
　
　6回まで両軍無得点の投手戦が続く。大東京は終始押し気味に試合を進める。初回は四球で歩いた坪内道則と水谷則一の間でヒットエンドランを決めて無死一三塁かと思われたが坪内が返球の隙を突いてホームを狙うもタッチアウトでチャンスを逃す。2回も先頭の浅原直人が右前打を放ちライト景浦将がこれをはじく間に二塁に進むが後続なし。6回は坪内の三遊間安打と水谷の四球で無死一二塁として藤村富美男をマウンドから引きずり下ろすが、ライトからリリーフに立った景浦に後続を断たれる。

　一方タイガースは大東京先発の近藤久のチェンジ・オブ・ペースに6回まで景浦の二塁打1本に抑えられる。しかし7回、四球と盗塁の山口政信を二塁に置いて広田修三が殊勲の左中間二塁打を放って1点を先制。更に岡田宗芳が中前にタイムリーして2-0とする。

　リリーフ景浦将はその後を鬼頭数雄のヒット1本に抑えてタイガースが逃げ切る。近藤久はタイガース打線を3安打に抑えて11三振を奪う力投を見せるが味方の援護がなく9敗目を喫する。