2010年5月29日土曜日

12年春 名古屋vsセネタース 3回戦

5月15日(土)西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 4 0 0 0 3 0 0 7  名古屋    8勝14敗 0.364 木下博喜-森井茂-田中実
0 0 0 0 6 2 0 1 X 9 セネタース 14勝8敗 0.636 野口明-金子裕-浅岡三郎


勝利投手 金子裕 1勝0敗
敗戦投手 森井茂 3勝7敗
セーブ    浅岡三郎 1


二塁打 (名)志手 (セ)中村
三塁打 (名)志手、小島 (セ)中村信、今岡、尾茂田
本塁打 (名)桝嘉一 1



中村民雄が逆転二塁打


 一、二回三者凡退の名古屋は3回、内野安打の前田喜代志を木下博喜が送り、二死後トップに還って志手清彦が右中間に三塁打を放ち1点を先制。小坂三郎が右翼線タイムリーで続き2-0、更に桝嘉一が左中間スタンドに叩き込み4-0と大きく先制する。

 名古屋先発の木下博喜に4回まで1安打に抑え込まれていたセネタースは5回、先頭の七番大貫賢四球、4回から先発野口明に代わりリリーフに立った金子裕四球で無死一二塁、ここで木下降板し森井茂がリリーフ登板、しかし木下は1安打しか許しておらず、ここは我慢でもよかったのではないか。今岡謙次郎の遊ゴロで金子二封、捕逸で大貫が還り1点還して一死二塁、苅田久徳四球後中村信一が左超えに三塁打を放ち4-3と1点差に迫る。尾茂田叶の遊ゴロはショート小坂一塁に投げられず三塁に送球するも中村信戻ってオールセーフ、中村民雄左中間に逆転二塁打を放ち5-4。綿貫惣司の遊ゴロで中村民は三進、家村相太郎四球で二死一三塁、ここでダブルスチールを決めてこの回一挙6点をあげる。続く6回も金子が左翼線安打で出塁すると今岡が左中間に三塁打を放ち7-4、苅田の中前タイムリーで8-4とリードを広げる。

 粘る名古屋は7回、この回先頭の三浦敏一四球、志手投手強襲ヒット、桝四球の満塁から、岩田次男の一ゴロと小島茂男の二失で3点を返して8-7と一点差に追い上げる。しかし名古屋の粘りもここまで、セネタースは8回、二死から四球の中村信を一塁に置いて尾茂田が右中間に三塁打を放ち9-7と突き放しリリーフの浅岡三郎が8、9回を抑えて接戦を制す。
 

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