2018年2月21日水曜日

MVPは菊池彩花


 解説の青柳さんも「3人だけではない、4人ですよ。」

 準決勝と決勝が同日に行われる団体パシュートでは、如何に決勝戦に体力を温存させるかがポイントになります。

 高木姉妹は準決勝、決勝に出場しますが、菊池彩花は準決勝、決勝戦は佐藤綾乃が出場しました。決勝の舞台で金メダルを争うのは高木姉妹と佐藤綾乃となりますが、当ブログが贈呈するMVPは、佐藤の体力を温存させたバイ・プレイヤーの菊池彩花に進呈させていただきます。

 筆者の高校2年生時代、神奈川軟式の夏の大会も準決勝と決勝は同日に行われました。炎天下ですよ(笑)。

 準決勝第一試合に出場して日大藤沢を6対5の激戦の末降し、決勝戦では準決勝第二試合を勝ち上がってきた湘南高校に6対1で楽勝して優勝しました。決勝戦に向けて、1試合休んで体力を温存できたことが勝因でした。

 高校野球の軟式などには予算が回ってこないので準決勝と決勝を同日に行うのは経費削減のため理解できますが、折角のオリンピックですから、ベストコンディションで戦うスケジュールにするべきなのではないでしょうか。


*高校2年の時に神奈川軟式で優勝して出場した南関東大会参加賞。


 

2018年2月19日月曜日

維持会員


 今年も更新手続きの季節がやってきました。もう何回目になることやら(笑)。

 私が野球体育博物館(当時、現・野球殿堂博物館)通いを始めたのは中学時代のことですから45年以上前になります。

 当時は後楽園球場の横にありました。現在はドームの地下に組み込まれていますが。

 後楽園球場にいつも通り東映vs西鉄戦を見に行った時、ふと横を見ると変な建物があり、「野球体育博物館」の看板がありましたので入ってみました。誰もいない薄暗い建物の中を歩いていると、ちょっとした大広間に出て、何か沢村や景浦のレリーフが飾ってありました。ここってもしかして・・・と思ったら、ここが「野球殿堂」だったのです。何も知らずに偶然「野球の聖地」に迷い込んでしまいました。あの「荘厳」な雰囲気には圧倒されましたね。

 以来、45年以上通い続けています。

*今年も1万円振り込みます(笑)。


 

2018年2月18日日曜日

19年 南海vs阪急 3回戦


4月23日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 1勝5敗 0.167 政野岩夫
4 1 0 0 0 0 0 0 X 5 阪急 4勝2敗 0.667 大平茂

勝利投手 大平茂     3勝0敗
敗戦投手 中本政夫 1勝2敗

三塁打 (急)榎並

勝利打点 なし

猛打賞 (急)大平茂 1


大平茂、5安打完封でハーラー単独トップ

 阪急は初回、先頭の山田伝がストレートの四球で出塁、上田藤夫のライト線ヒットで無死一三塁、ここで一走上田がディレードスチールを仕掛けるが、ピッチャー中本が落ち着いてショート松川博爾に送球してタッチアウト、野口明は三振に倒れて二死三塁、、高橋敏の遊ゴロをショート松川がエラーする間に三走山田が還って1点を先制、大平茂の右前打で一走高橋が三塁に進み二死一三塁、坂田清春の左前タイムリーで2-0、ここで榎並達郎が右越えに三塁打を放ち二者還り4-0とする。

 阪急は2回、先頭の伊藤健一がストレートの四球で出塁、トップに返り山田の二ゴロの間に伊藤は二進、上田は左飛に倒れて二死二塁、野口明の二飛をセカンド加藤喜作が落球、二走伊藤が還って5-0とする。

 南海は3回の守備からセカンドにタイムリーエラーの加藤に代わって野口渉が入る。

 大平茂が快投を見せて5安打1四球3三振で完封、開幕3連勝を飾ってハーラー単独トップに躍り出る。

 須田博が3勝目をあげた試合を先にアップしてしまいましたが、この日の西宮はこの試合が第1試合なのでこの時点では大平がハーラー単独トップとなります。スコアカードの編集がぐちゃぐちゃになっていますのでご了承ください。

 絶好調の大平だが、この勝利がプロでの最後の勝利となった。この試合では猛打賞も記録している。

 この試合の決勝点はエラーによるもので勝利打点は「なし」となるが、真の殊勲打は榎並達郎が放った試合を決める2点タイムリー三塁打である。榎並のプロ野球在籍は昭和19年のみとなるが、通算13安打で二塁打3本、三塁打3本を記録している。この日の三塁打がプロ入り初長打となった。

 

2018年2月13日火曜日

順番違い


 4月22日の試合が終わる前に4月23日の試合をアップしてしまいました。

 スコアカードの編集が違っているのが原因ですが、プロとして情けない。申し訳ございませんでした。

 

19年 阪急vs南海 2回戦


4月22日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 1 0 0 0 0 0 4 阪急 3勝2敗 0.600 大平茂
1 0 1 0 0 0 0 0 0 2 南海 1勝4敗 0.200 清水秀雄

勝利投手 大平茂     2勝0敗
敗戦投手 清水秀雄 0勝3敗

二塁打 (急)高橋2

勝利打点 高橋敏 1


高橋敏、決勝二塁打

 阪急は初回、先頭の山田伝がストレートの四球で出塁、上田藤夫の遊ゴロでランナーが入れ替わり、野口明がファウルで5球粘って右前打を放ち一死一二塁、ここで高橋敏が左中間に二塁打を放って二者生還し2点を先制、大平茂の左前打で一死一三塁、坂田清春の左犠飛で3-0とリードを広げる。

 南海は1回裏、一死後岡村俊昭の当りはニゴロ、これをセカンド上田がエラー、清水秀雄が右前打を放って一死一二塁、堀井数男の三塁線ヒットで一死満塁、吉川義次の三ゴロで三走岡村は当然ホームに走り、サード伊藤健一は三塁ベースを踏んでからホームに送球するが間に合わず岡村が生還して1-3、一走堀井が二塁ベースを蹴って三塁に走ったのを見てキャッチャー坂田が三塁に送球して堀井はタッチアウト、途中に得点を挟んでいるが「5C-2-5」の併殺が記録された。ここはサード伊藤の判断ミスが1失点につながったと見るか、3点をリードしている場面なのでワンアウトを優先させた伊藤の好判断と見るべきか、見解が分かれるところしょう。当ブログは、3点リードの状況でワンアウトを優先させた伊藤の判断を尊重します。ワンプレーは一瞬の判断で決まりますね。

 南海は3回、先頭の松川博爾がストレートの四球で出塁、岡村の一塁線ヒットで無死一三塁、清水は遊飛に倒れて一死一三塁、堀井の三ゴロをサード伊藤が一塁に悪送球する間に三走松川が還って2-3と追い上げる。

 阪急は4回、先頭の山田は遊ゴロ、上田も遊ゴロに倒れるがショート松川からの送球をファースト丸山二三雄が落球、野口明の遊ゴロの間に上田は二進、四番・高橋が左中間に2本目のタイムリー二塁打を放って4-2と突き放す。

 大平茂は6安打5四球2三振、2失点ではあったが自責点ゼロの完投で2勝目をあげる。4月16日の朝日戦でのプロ入り初勝利はリリーフによるものであったが、2勝目は堂々の完投勝利であった。

 高橋敏が2本のタイムリー二塁打を放つ活躍を見せた。戦後、都市対抗で強打を発揮して全日本代表に選ばれる打撃は、戦前から輝きを放っていたのである。

 

2018年2月12日月曜日

19年 阪神vs巨人 2回戦


4月23日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 阪神 4勝2敗 0.667 若林忠志
1 1 0 0 0 2 0 0 X 4 巨人 5勝1敗 0.833 須田博

勝利投手 須田博     3勝0敗
敗戦投手 若林忠志 2勝2敗

二塁打 (神)若林 (巨)近藤、川畑、須田、藤本
三塁打 (神)金田 (巨)藤本

勝利打点 なし


藤本英雄が二塁打と三塁打

 巨人は初回、二死後藤本英雄が右中間に三塁打、中村政美の二ゴロをセカンド藤村冨美男がエラー、この間に三走藤本が還って1点を先制する。

 巨人は2回、先頭の近藤貞雄が左中間に二塁打、川畑博も左中間に二塁打を放って2-0とする。

 阪神打線は4回まで無安打。5回、一死後藤村が四球を選んで出塁、門前真佐人がセンター左にヒットを放ち一死一二塁、しかし若林忠志のニゴロが「4B-3」と渡ってダブルプレー。

 阪神は6回、二死後塚本博睦がセンター右にヒット、金田正泰が右中間に三塁打を放って1-2と追い上げる。

 巨人は6回裏、一死後呉新亨の当りはニゴロ、これを藤村がこの日2個目のエラー、藤本は中飛に倒れるが、中村が四球を選んで二死一二塁、須田博の左中間二塁打で二者還り4-1と突き放す。

 阪神は8回、先頭の若林が右中間に二塁打、辻源兵衛に代わる代打小林英一の遊ゴロの間に若林は三進、ここでキャッチャー川畑がパスボールを犯して若林が還り2-4とする。

 巨人は藤本英雄が二塁打と三塁打を放つなど5本の長打を記録、その内4本を得点に結び付けた。

 阪神は藤村冨美男が2個のエラー、共に失点に結び付いた。

 須田博は4安打2四球4三振で完投、開幕3連勝を飾る。

 

2018年2月10日土曜日

19年 産業vs阪神 2回戦


4月22日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 産業 2勝3敗 0.400 森井茂
0 0 0 1 0 0 0 0 X 1 阪神 4勝1敗 0.800 武智修 若林忠志

勝利投手 武智修 1勝0敗
敗戦投手 森井茂 2勝3敗
セーブ    若林忠志 2

二塁打 (産)鈴木 (神)本堂
本塁打 (神)金田 1号

勝利打点 金田正泰 1


武智修、プロ入り初登板初勝利

 阪神は3回、一死後金田正泰がライトスタンドに先制ホームラン、1-0とする。二死後本堂保次がレフト線に二塁打を放つが、藤村冨美男は遊ゴロに倒れて追加点はならず。

 プロ入り初登板となった阪神先発の武智修は5回まで無安打ピッチング。6回、先頭の森井茂に初ヒットを打たれ、トップに返り金山次郎に送りバントを決められてスコアリングポジションに走者を背負うが、鈴木秀雄を右飛、加藤正二を左飛に打ち取り無失点。

 武智は7回、先頭の岩本章に四球を与え、藤原鉄之助に送りバントを決められて一死二塁、ここも野口正明を捕邪飛、小坂三郎を中飛に打ち取り無失点。8回は三者凡退に抑えた。

 武智は9回、先頭の鈴木にライト線二塁打を打たれ、加藤を遊ゴロに打ち取るが、二走鈴木がスタートを切りかけてから二塁に戻ったのを見てショート小林英一が二塁に送球するもセーフ、野選が記録されて無死一二塁、ここで阪神はショート小林に代わって若林忠志監督がマウンドに上がり、ピッチャー武智が本職のショートに入る。岩本は遊飛に倒れて一死一二塁、藤原が中前打を放って一死満塁、野口正明は一邪飛に倒れて二死満塁、小坂が三ゴロに倒れて阪神が逃げ切る。

 武智修は8回3分の0を投げて2安打2四球1死球無三振無失点、プロ入り初勝利をあげる。本職がショートであり、加藤正二に死球をぶつけていることから、サイド気味のフォームからシュートを投げていたのではないかと推測される。戦後も活躍を続けることとなる武智は、プロでは投手としても野手としても実績を残した二刀流、引退後は母校の松山商業を率いて甲子園に出場している。大谷も、引退後は花巻東の監督となって甲子園に行かなければ武智には勝てない。


*昭和24年の阪急時代、7勝をあげて投手としての全盛期であった頃の武智修の直筆サイン入りカード。このフィニッシュからも、サイド気味のフォームであったことがうかがえる。